二人の気分に合う映画を選ぶ | 日本語でフランス語を学習

French lesson set in a contemporary Paris everyday setting: Before choosing a movie, two friends compare moods and pick a lighter mystery comedy with subtitles..

JA → FR / レベル: B1

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このレッスンについて

二人の気分に合う映画を選ぶを通して、フランス語の会話表現、発音、語彙、文法、クイズを学べます。

会話

A

Tu veux un thriller, mais j’espérais quelque chose de plus léger.

テュ ヴー アン トリラー、 メ ジェスペレ ケルク ショーズ ドゥ プリュ レジェ。 あなたはスリラーが見たいけれど、私はもっと軽い作品がいいと思っていました。
B

On peut peut-être trouver un film que nous avons tous les deux envie de regarder.

オン プー プテートル トルヴェ アン フィルム ク ヌ ザヴォン トゥス レ ドゥ ザンヴィ ドゥ ルガルデ。 二人とも見たいと思える映画を探せるかもしれません。
A

Et cette comédie policière ? Les critiques disent qu’elle n’est pas trop intense.

エ セット コメディ ポリスィエール? レ クリティーク ディス クェル ネ パ トロ アンタンス。 このミステリーコメディーはどうですか。レビューでは、それほど激しくないそうです。
B

Ça pourrait marcher. Est-ce qu’il y a des sous-titres ?

サ プーレ マルシェ。 エス ク イル ヤ デ スーティートル? それならよさそうです。字幕はありますか。
A

Oui, il y en a, et il n’est pas trop long.

ウィ、 イリヤンナ、 エ イル ネ パ トロ ロン。 あります。それに、あまり長くありません。
B

Les films plus courts sont meilleurs quand nous commençons tard.

レ フィルム プリュ クール ソン メイユール カン ヌ コマンソン タール。 私たちが遅く始めるときは、より短い映画のほうがいいです。
A

La bande-annonce contient un peu de suspense, mais le film a quand même l’air drôle.

ラ バンダノンス コンティアン アン プー ドゥ スュスペンス、 メ ル フィルム ア カン メーム レール ドロール。 予告編には少し緊張感がありますが、それでも面白そうです。
B

Alors, il nous convient mieux qu’un thriller classique.

アロール、 イル ヌ コンヴィアン ミュー ク アン トリラー クラシーク。 それなら、普通のスリラーより私たちに合っています。
A

Je vais réserver des places dans la rangée du milieu.

ジュ ヴェ レゼルヴェ デ プラス ダン ラ ランジェ デュ ミリュー。 中央の列の席を予約します。
B

Je pense qu’on va tous les deux aimer ce film.

ジュ パンス コン ヴァ トゥス レ ドゥ エメ ス フィルム。 二人ともその映画を楽しめると思います。

文の説明

  1. Tu veux un thriller, mais j’espérais quelque chose de plus léger.

    あなたはスリラーが見たいけれど、私はもっと軽い作品がいいと思っていました。

    Tu veux
    「あなたは欲しい/見たい」という意味です。Tu は「あなた」、veux は「欲しい・望む」を表します。この文では、相手がスリラーを見たいと言っています。
    un thriller
    「スリラー作品」です。un はここで作品を一つ取り上げ、thriller は「スリラー」を表します。
    mais
    「でも/けれど」というつなぎ言葉です。相手の希望と、自分の希望を対比します。
    j’espérais
    「私は期待していました/私は望んでいました」という意味です。j’ は「私」、espérais は「期待する・望む」を表し、ここでは自分の希望をやや控えめに伝えています。
    quelque chose de plus léger
    「もっと軽いもの」という意味で、この場面では「もっと軽い作品」を指します。quelque chose は「何か/もの」、de は後ろの説明をつなぎ、plus は「もっと」、léger は「軽い」を表します。
    詳しい説明

    この発話は、「あなたはスリラーを見たいけれど、私はもっと軽い作品を望んでいました」という意味です。相手の希望を認めたうえで、自分は別のタイプの作品を期待していたと伝えます。 これは相手の希望を強く否定する言い方ではありません。mais で二つの希望を対比し、j’espérais で自分の希望をやや控えめに述べています。ただし、希望が一致していないことは伝わるので、映画を決める前の相談で自然に使えます。 続けて、次のように共同の案を出せます。 「On peut peut-être trouver un film que nous avons tous les deux envie de regarder.」—「二人とも見たいと思える映画を、もしかしたら探せるかもしれません。」これは、どちらか一方の希望だけを選ばず、一緒に探そうとする言い方です。peut-être があるため、断定的ではなく柔らかく聞こえます。 相手の希望に合わせるなら、「D’accord, regardons un thriller.」—「わかりました、スリラーを見ましょう」と言えます。これは、意見の違いを示したあとで相手の提案を受け入れる、明確で友好的な返答です。 フランス語では、このように相手の希望を先に述べてから自分の希望を mais で加えると、単なる拒否ではなく相談として伝えやすくなります。

  2. On peut peut-être trouver un film que nous avons tous les deux envie de regarder.

    二人とも見たいと思える映画を探せるかもしれません。

    On peut peut-être
    「おそらく探せるかもしれません」という控えめな可能性を表します。On はここでは具体的な人を指さない主語、peut は「できる」、peut-être は「おそらく/ひょっとすると」です。
    trouver un film
    「映画を見つける、映画を探す」というまとまりです。trouver は「見つける・探す」、un は「1本の/ある」、film は「映画」です。
    que nous avons tous les deux envie de regarder
    「私たち二人とも見たいと思う」という、映画を説明する部分です。que は前の film を受けて「〜する映画」というつなぎ、nous は「私たち」、avons は「持っている」ですが、ここでは envie とともに「〜したいと思う」という表現を作ります。tous les deux は「二人とも」、envie は「欲求・〜したい気持ち」、de は後ろの動作につなぐ語、regarder は「見る」です。
    詳しい説明

    この発話全体は、「二人とも見たい映画を、ひょっとすると探せるかもしれません」という、相手の希望と自分の希望の両方に合う作品を提案する、控えめで協力的な言い方です。 ここでは、相手はスリラーを望み、話し手はもっと軽い作品を望んでいます。そのため、この発話はどちらか一方の好みを押し通すのではなく、二人の条件が重なる映画を探そうとする方向に会話を進めます。On peut peut-être は断定を避けるので、「必ず見つかる」と約束する印象ではなく、「探してみる価値がありそうだ」という柔らかい提案になります。 話し手がこの発話のあとに候補を出したり、相手の反応を尋ねたりすると自然です。たとえば次の返答なら、相手の希望を受け入れつつ、具体的な候補へ進む感じになります。 Et cette comédie policière ? このミステリーコメディーはどうですか。 この返答は、押しつけずに一つの候補を示す、親しみやすい聞き方です。逆に、相手がその候補に賛成するなら、次のように言えます。 Oui, cette comédie policière me convient. はい、このミステリーコメディーで大丈夫です。 これは強い熱意を表すというより、その作品が二人の希望に合いそうだと受け入れる返答です。もっと慎重に反応したいときは、すぐに決めず、作品についてもう少し確認する流れにできます。たとえば、次の発話は内容の激しさを気にしていることを伝えます。 Les critiques disent qu’elle n’est pas trop intense. レビューでは、それほど激しくないそうです。 この文の elle は、すでに話題になっている女性形の名詞である comédie policière を指します。したがって、ここでは新しい作品を持ち出しているのではなく、提案された映画が話し手の「もっと軽い作品」という希望にも合いそうだと補足しています。会話では、最初の発話で共同の候補を探す姿勢を示し、その後でこのように具体的な候補の印象を説明すると、自然に選択へ進めます。

  3. Et cette comédie policière ? Les critiques disent qu’elle n’est pas trop intense.

    このミステリーコメディーはどうですか。レビューでは、それほど激しくないそうです。

    Et
    「そして/それから」という意味で、ここでは別の候補を続けて持ち出す働きをします。
    cette comédie policière
    「このミステリーコメディー」という意味です。cette は「この」、comédie は「コメディー」、policière はここで「犯罪もの・ミステリーの」を表します。映画を指しています。
    Les critiques disent
    「評論家たちは言っている」「レビューではそう述べられている」という意味です。Les は複数の対象を指し、critiques は「評論家・批評」、disent は「言う」です。ここではレビューの内容を導入しています。
    qu’elle n’est pas trop intense
    「それはあまり激しすぎない」という内容です。qu’elle は内容をつなぎ、elle は前の映画を指します。n’est pas は「〜ではない」という否定、trop は「過度に・〜すぎる」、intense は「激しい」です。
    詳しい説明

    この発言は、二人で見る映画の候補として、そのミステリーコメディーを提案し、「レビューによれば、それほど激しくない」と伝えるものです。 直前の「二人とも見たい映画を探せるかもしれない」という流れを受けて、話し手は新しい候補を追加しています。冒頭の「Et」は、前の候補を否定せずに「それから、これはどう?」と話題を進める響きです。映画をまだ選び終えていない場面で、相手に検討してもらう自然な言い方です。 「Les critiques disent qu’elle n’est pas trop intense.」は、話し手自身の断定というより、レビューを根拠として情報を添えています。この文自体は、その映画を必ず気に入ることや、問題なく見られることまでは述べていません。 相手が前向きなら、次のように返して会話を続けられます。 「Ça pourrait marcher.」—「それならよさそうです。」これは強い決定ではなく、候補として受け入れる柔らかな返事です。続けて「Est-ce qu’il y a des sous-titres ?」—「字幕はありますか。」と尋ねると、提示された候補について具体的に確認できます。この返事は、相手の提案を尊重しながら、まだ最終決定はしていない印象です。 もっと直接的に候補を勧めたい場合は、「On pourrait regarder cette comédie policière.」—「このミステリーコメディーを見てもよさそうです。」と言えます。これは元の発言より提案の方向が明確ですが、まだ二人で決める余地を残します。一方、元の発言は質問の形で候補を差し出し、相手の好みを聞く距離感です。そのため、相手に選択権を残したい場面では元の言い方のほうが控えめで自然です。

  4. Ça pourrait marcher. Est-ce qu’il y a des sous-titres ?

    それならよさそうです。字幕はありますか。

    Ça pourrait marcher.
    「それならうまくいきそうです/よさそうです」という意味です。Ça はここで直前に話題になった作品を指す「それ」、pourrait は「〜かもしれない・〜できそうだ」という控えめな可能性、marcher は基本的に「歩く」ですが、ここでは「うまくいく・機能する」です。提案に前向きに反応するときに使えます。
    Est-ce qu’il y a … des sous-titres
    「字幕はありますか」と尋ねる表現です。Est-ce que は文を質問にする形、il はここでは特定の人や物を指さない形式上の主語、y は「そこに/そこで」、a は「ある」を表します。des は複数のものを示し、sous-titres は「字幕」です。
    詳しい説明

    この発話全体は、「それならよさそうです。字幕はありますか」と、提案された作品に前向きな関心を示しつつ、字幕の有無を確認するものです。 前半は、直前に挙がった作品をすぐに強く決定するのではなく、「その条件なら候補になりそうだ」という控えめな賛成です。したがって、作品を完全に気に入ったと断言するより、字幕があるかなどの条件を確認しながら選びたい場面に合います。聞き手には、提案を受け入れる方向だが、まだ最終決定ではないという印象になります。 後半の質問は、その作品を見る際に字幕が利用できるかを自然に尋ねています。ここでは作品そのものの評価を続けるのではなく、見るための具体的な条件へ話題を進めています。相手が字幕の有無を知っていそうなら、そのまま短く尋ねれば十分です。丁寧すぎず、友人や知人と作品を選ぶ会話で使いやすい聞き方です。 この流れへの自然な返答は、« Oui, il y en a, et il n’est pas trop long. »(はい、字幕がありますし、それはあまり長くありません。)です。これは字幕があることに答えたあと、作品の長さも情報として加える返答です。相手の選択を助ける、協力的で簡潔な印象になります。ここで « en » は字幕を受けて「そのようなものが」を表し、« il » は長さについて話題になっている作品を受けています。 字幕があるかどうかだけを確認したいなら、まずこの質問に答えてもらい、その後で見るかどうかを決めることもできます。字幕があると分かって納得した場合は、« Alors, regardons-la. »(では、それを見ましょう。)と言えます。これは前向きで、選択を先に進める響きがあります。一方、まだ決めずに控えめに述べるなら、« Ça pourrait convenir. »(それなら合うかもしれません/それでよさそうです。)も使えます。元の表現に近いですが、作品が自分たちの条件に合うという点をやや明確に示し、完全な決定よりはなお控えめです。

  5. Oui, il y en a, et il n’est pas trop long.

    あります。それに、あまり長くありません。

    Oui
    「はい」という肯定の返事です。ここでは、前の質問への答えとして使われています。
    il y en a
    「それがあります/あります」という意味です。il は文の主語、y は「そこに」、en は前に話題になったものを指し、a は「ある・存在する」を表します。ここでは字幕があることを述べています。
    et
    「そして」「それに」というつなぎ言葉です。前半の返事に後半の情報を加えます。
    il n’est pas trop long
    「それはあまり長くありません」という意味です。il は3人称単数の代名詞で、ここでは文脈上の男性単数の対象を指しますが、対象が映画などのどれかはこの文だけでは確定しません。n’est pas は否定、trop は「過度に・あまりにも」、long は「長い」です。
    詳しい説明

    この発話は、「はい、字幕があります。それに、それはあまり長くありません」という意味です。 直前の字幕についての質問にまず答え、そのあと、話題になっている男性単数の対象が長すぎないという情報を加えています。後半の il が何を指すかは、この文だけでは確定しません。文脈にある映画を指す読みもできますが、別の男性単数の対象を指す可能性もあります。 相手は、字幕があることと、その対象が長すぎないことを一度に知ります。予定や視聴時間について話している場面では、長さの情報を加えて判断しやすくする返答です。ただし、この発話自体は、必ず見ようという結論や、後悔を表していません。 フランス語では、対象を文脈から受けて il で指す一方、日本語では対象を繰り返したり省略したりして、「それは」と訳さないこともあります。そのため、後半は文脈に応じて「それはあまり長くありません」「その映画はあまり長くありません」のように理解できます。

  6. Les films plus courts sont meilleurs quand nous commençons tard.

    私たちが遅く始めるときは、より短い映画のほうがいいです。

    Les films plus courts
    「より短い映画」という意味です。Les は複数の映画を指し、films は「映画」、plus courts は「より短い」を表します。
    sont meilleurs
    「よりよいです」「よりいいです」という意味で、ここでは映画について、そのほうがよいと述べています。sont は「〜です」、meilleurs は「よりよい」です。
    quand nous commençons tard
    「私たちが遅く始めるとき」という条件を示します。quand は「〜するとき」、nous は「私たちは」、commençons は「始めます」、tard は「遅く」です。
    詳しい説明

    この発言は、私たちが遅く始めるときは、より短い映画のほうがよい、という判断を述べています。 直前に「あまり長くない映画がある」と話しているので、その候補について意見を述べる自然な続きです。「よりよい」は、この場面では映画が常に優れているという意味ではなく、遅く始める状況では短い映画のほうを選ぶのがよい、という比較です。 相手が賛成するなら、次のように具体的に選べます。 D’accord, choisissons le film le plus court. — わかりました。いちばん短い映画を選びましょう。 この返答は協力的で、会話を選択へ進める感じです。相手が候補をまだ確認したいなら、次のように尋ねられます。 Quel film est le plus court ? — どの映画がいちばん短いですか。 これは、直前に話題になった映画の中から決めようとする、実用的な続け方です。 短さより内容を重視したい場合は、次の返答が使えます。 Je préfère regarder celui qui a l’air le plus drôle. — いちばん面白そうなものを見たいです。 これは短い映画という提案をそのまま受け入れず、予告編から受けた印象を基準にしたいと、やわらかく別の希望を示します。直後の文にある「面白そう」という評価につながるため、この会話では自然です。話し手の提案を強く否定する響きではなく、選ぶ基準を変える響きです。 もっと簡潔に理由を述べるなら、次の表現も使えます。 Nous commençons tard, alors choisissons un film court. — 私たちは遅く始めるので、短い映画を選びましょう。 これは元の発言より直接的で、条件と提案のつながりがはっきりします。一方、元の発言は「短い映画のほうがよい」という比較として聞こえるため、候補を検討している段階に向いています。相手との距離が近い会話なら、元の発言のように判断を共有する言い方のほうが押しつけがましく聞こえにくいでしょう。

  7. La bande-annonce contient un peu de suspense, mais le film a quand même l’air drôle.

    予告編には少し緊張感がありますが、それでも面白そうです。

    La bande-annonce
    「予告編」という意味です。La は「その」、bande-annonce は「予告編」です。
    contient
    「含んでいる、入っている」という意味です。ここでは、予告編の中に緊張感が少しあることを述べています。
    un peu de suspense
    「少しの緊張感」という意味です。un は名詞を導く語、peu は「少し」、de は内容をつなぐ語、suspense は「緊張感」です。
    mais
    「しかし、けれども」と、前半と後半を対比します。
    le film
    「その映画」という意味です。le は「その」、film は「映画」です。
    a quand même l’air drôle
    「それでも面白そうだ」という意味の言い方です。a は「持っている」、quand même は「それでも/やはり」、l’air は「様子・感じ」、drôle は「面白い」です。映画について、実際に面白いと断定するのではなく、面白そうだという印象を述べます。
    詳しい説明

    この発言は、「予告編には少し緊張感があるが、それでも映画は面白そうだ」という、映画への前向きな印象を伝えています。 前半で少し緊張感に触れていますが、後半の評価を打ち消してはいません。予告編に緊張感の要素があっても、映画全体は楽しめそうだと伝える流れです。ここでの「面白そう」は実際に鑑賞した結果ではなく、予告編から受けた印象なので、断定よりも控えめで自然です。映画を選んでいる場面では、緊張感が少しあっても、楽しめそうだというバランスの取れた言い方になります。 相手が同意するなら、次のように続けられます。Oui, il a l’air drôle.(はい、面白そうです。)これは同じ映画についての前向きな反応で、親しみやすく自然に聞こえます。会話を選択につなげるなら、Alors, il nous convient mieux qu’un thriller classique.(それなら、普通のスリラーより私たちに合っています。)と言えます。こちらは単に面白そうだと言うだけでなく、今の二人の状況には普通のスリラーより適している、という選択につなげる表現です。 この映画を選ぶ気持ちをはっきり示すなら、Nous préférons ce film.(私たちはこの映画のほうが好きです。)と言えます。これは元の発言よりも好みをはっきり示すため、予告編への印象ではなく、映画選びの判断を伝える響きになります。元の発言は、緊張感を完全に避けたいとは言わず、少しならあっても映画は楽しめそうだと述べる、より穏やかな言い方です。 相手が迷っているなら、Oui, mais il a quand même l’air drôle.(はい、でもそれでも面白そうです。)と応じると、気になる点を認めながら、映画を候補に残したい気持ちを穏やかに示せます。

  8. Alors, il nous convient mieux qu’un thriller classique.

    それなら、普通のスリラーより私たちに合っています。

    Alors
    「では/それなら」というつなぎの語です。前の話を受けて、ここで判断を述べ始めます。
    il nous convient mieux
    「それは私たちにより合っています」という意味です。il はここで話題の映画を指す三人称単数の主語、nous は「私たちに」、convient は「合う・適している」、mieux は「よりよく」です。映画について、私たちの好みにこちらのほうが合うと述べています。
    qu’un thriller classique
    「普通のスリラーより」という比較の部分です。qu’ は「〜より」に当たる比較のつなぎ、un は「一つの/ある」という不定冠詞、thriller は「スリラー」、classique は「普通の/典型的な」です。ここでは「ある普通のスリラーより」という意味になります。
    詳しい説明

    この発言全体は、「それなら、普通のスリラーよりも、この映画のほうが私たちには合っています」という意味です。前の発言で、予告編には少し緊張感がある一方で映画は面白そうだと述べた流れを受け、その映画を選ぶ理由を二人の好みに結びつけています。単に「こちらが面白い」と断定するよりも、「私たちにはこちらのほうが向いている」という、好みや適性についての比較として聞こえます。 会話では、前の情報を受けて判断をまとめるときに自然です。この場合、話し手は映画を普通のスリラーと比べていますが、その映画が悪い、あるいはスリラーを完全に避けるべきだとは言っていません。聞き手には、二人の好みに合う作品を選ぶ、穏やかで実際的な判断として伝わります。前の発言から少し間を置かずに言えば、「では、その映画にしよう」という方向へ会話を進める効果があります。 この発言の後には、予約へ進む返事がよく合います。Je vais réserver des places dans la rangée du milieu.(中央の列の席を予約します。)と言えば、判断を具体的な行動に移す、てきぱきした印象になります。相手がこの映画を選ぶことに同意している流れなら、説明を繰り返さず、そのまま席の話へ進めます。逆に、もう少し相手の確認を待ちたいなら、Alors, on choisit ce film.(では、この映画を選びましょう。)と言えます。こちらは予約をすぐ始める発言よりも、二人で決定を確認する響きがあります。 より控えめに好みを述べたい場面では、Ce film nous convient mieux.(この映画のほうが私たちには合っています。)とも言えます。比較相手を明示しないため、元の発言より柔らかく、普通のスリラーとの対比を強調しません。一方、比較を残した元の言い方は、前に話題になったスリラーと比べて選択理由をはっきり示します。どちらもこの映画を二人に合うものとして述べますが、聞き手に与える印象は、前者が穏やかな好みの表明、元の言い方が判断の根拠を示す表明です。 この場面では、フランス語でも日本語でも、前の話を受けて結論を出し、続けて具体的な予定を述べる流れが自然です。ただし、フランス語の発言では比較を一つのまとまりとして先に示し、その後に予約の話へ移るため、選択の理由と次の行動のつながりが明確です。したがって、相手に強く押しつけるより、二人の好みを確認しながら自然に映画を決める場面で使うとよいでしょう。

  9. Je vais réserver des places dans la rangée du milieu.

    中央の列の席を予約します。

    Je vais réserver
    「予約します/予約するつもりです」という、近い将来の意志を表します。Je は話し手の「私」、vais は「行く」という動詞の形ですが、ここでは réserver と組んで「〜するつもりだ」という働きです。réserver は「予約する」です。
    des places
    「席を」。places は「席・場所」、des はここで複数の不特定のものを示します。
    dans la rangée du milieu
    「中央の列に」。dans は「〜の中に/〜に」、la rangée は「列」、du milieu は「中央の」。ここでは映画館などの中央の列を指します。
    詳しい説明

    この発言は、「中央の列の席を予約します」と、話し手が映画館などで中央の列の席をこれから予約する意向を伝えるものです。 会話の流れでは、前に話していた作品を見るための具体的な手配に移る発言です。単に中央がよいという希望を述べるだけでなく、話し手が予約という行動を引き受けるので、相手には段取りを進めてくれる、実際的な印象が伝わります。「近い将来にする」という感じがあり、その場ですぐ予約サイトを開く場面にも、これから予約する予定を伝える場面にも使えます。このような形をフランス語では futur proche と呼ぶことがありますが、ここで大切なのは、vais réserver が「予約しに行く」という移動ではなく、「これから予約する」という意味になることです。 相手は自然に了承や感謝を返せます。たとえば、« D’accord, merci. »(わかりました、ありがとう。)は簡潔で協力的に聞こえます。« Très bien, merci. »(はい、ありがとうございます。)なら、少し落ち着いた丁寧さがあります。どちらも予約を話し手に任せる反応で、相手との距離を近づけすぎず、映画を一緒に選んでいる状況に合います。 予約する場所についてもう少し強く希望を示すなら、« Je vais réserver des places au centre. »(中央の席を予約します。)とも言えます。これは元の表現とかなり近いですが、中央の「列」という位置よりも、中央の席・中央部分を広く指す言い方です。そのため、列の位置をはっきり指定したい場面では元の表現のほうが具体的です。逆に、相手に選択を任せたいなら、« Tu peux réserver les places. »(あなたが席を予約してもいいです/予約してくれますか。)と言えます。これは話し手自身が行うと告げる表現ではなく、相手に手配を頼むため、役割と聞こえ方が変わります。 返事のあとには、« Je pense qu’on va tous les deux aimer ce film. »(私たちは二人ともこの映画を気に入ると思います。)と続けられます。予約の実務から、二人で映画を楽しめそうだという期待へ自然に話題がつながります。元の発言だけでは映画への評価や予約結果までは述べていないので、まずは席をどう手配するかに焦点があり、次の文で二人の見込みを加える流れです。

  10. Je pense qu’on va tous les deux aimer ce film.

    二人ともその映画を楽しめると思います。

    Je pense
    「私は〜と思います」。Je は「私」、pense は「思う」です。この文では、これから述べる内容についての話し手の考えを示します。
    qu’on va
    「私たちが〜するつもりだと/〜するだろうと」。qu’on は que と on がつながった形で、que は前の「思います」と後ろの内容をつなぎ、on はここでは「私たち」を指します。va は「行く」という意味の動詞 aller の形ですが、ここでは後ろの aimer とともに「〜する予定だ・〜するだろう」を表します。
    tous les deux
    「二人とも」。tous は「全員・みんな」、les はここで数えるまとまりを示す語、deux は「二」です。この文では on が指す二人をまとめて表します。
    aimer
    「好きになる/楽しむ」。aimer は「好む、好きである」という基本の意味で、ここでは映画を楽しむという意味です。
    ce film
    「この映画」。ce は「この」、film は「映画」です。文全体では「私は、私たち二人ともこの映画を楽しむだろうと思います」という意味です。
    詳しい説明

    この発言は、「話し手は、話し手ともう一人の二人が、その映画を楽しむだろうと考えている」という意味です。前の発言で中央の列の席を予約すると伝えたあとに言えば、これから二人で見る映画についての予想を自然につなげられます。強い断言ではなく、話し手の見込みを相手に伝える言い方です。 ここでの「思います」は、堅苦しい意見表明というより、映画を見る前の予想として使われています。話し手は相手もその予想の中に含めています。ただし、必ず楽しめると保証したり、すでに楽しんだと述べたりしているわけではありません。映画をまだ見ていない段階で、二人の予想を述べるのに合います。 相手が同じ気持ちなら、Oui, moi aussi, je pense que nous allons aimer ce film.(はい、私も、私たちはこの映画を楽しむと思います。)と返せます。この返答は、二人で同じ予想を共有していることをはっきり示します。もっと短く応じるなら、Oui, je le pense aussi.(はい、私もそう思います。)と言えます。この短い返答は、すでに話題になっている映画についての同意なので自然ですが、映画を指す内容をあらためて言わないぶん、少し簡潔です。 相手がまだ確信を持てない場合は、J’espère que nous allons aimer ce film.(私たちがこの映画を楽しめるといいなと私は思っています。)と続けることもできます。これは元の発言の単なる言い換えではありません。元の発言が「そうなると思う」という予想なのに対し、この文は「そうなってほしい」という願いを前面に出します。そのため、映画の内容がまだ分からない場面に合います。相手には、楽しめるかどうかをまだ開いたままにしている印象が伝わります。 反対に、映画を見る前から強い確信を示したい場面では、Je suis sûr que nous allons aimer ce film.(私は、私たちがこの映画をきっと楽しむと確信しています。)と言えます。これは元の発言より断定的で、相手にも自信の強さが伝わります。したがって、予告や出演者をよく知っているなど、確信を支える理由があるときに選ぶと自然です。日常の軽い会話では、元の控えめな予想のほうが、映画を見る前の会話を柔らかく保ちます。

文法ポイント

avoir envie de + infinitif

Nous avons tous les deux envie de regarder un film.

ヌ ザヴォン トゥス レ ドゥ アンヴィ ドゥ ルガルデ アン フィルム。

私たちは二人とも映画を見たいと思っています。

「〜したい」は avoir envie de の後に動詞の不定形を置きます。

avoir l’air + adjectif

Cette comédie policière a l’air drôle.

セット コメディ ポリスィエール ア レール ドロール。

このミステリーコメディーは面白そうです。

「〜そうだ、〜のように見える」は avoir l’air の後に形容詞を置きます。

フランス語の単語

avoir envie de フレーズ
アヴワール アンヴィ ドゥ 〜したいと思う avons tous les deux envie de regarder

Nous avons tous les deux envie de regarder.

comédie policière フレーズ
コメディ ポリスィエール ミステリーコメディー、犯罪コメディー cette comédie policière

Cette comédie policière ?

critique 名詞
クリティーク 批評、レビュー critiques

Les critiques disent qu’elle n’est pas trop intense.

espérer 動詞
エスペレ 期待する、望む j’espérais

J’espérais quelque chose de plus léger.

film 名詞
フィルム 映画

Trouver un film.

léger 形容詞
レジェ 軽い、重くない

Quelque chose de plus léger.

peut-être 副詞
プテートル たぶん、もしかすると

On peut peut-être trouver un film.

pouvoir 動詞
プヴワール 〜できる、〜かもしれない peut

On peut peut-être trouver un film.

quelque chose 代名詞
ケルク ショーズ 何か、何かのもの

J’espérais quelque chose de plus léger.

thriller 名詞
トリラー スリラー映画

Tu veux un thriller.

trouver 動詞
トルヴェ 見つける、探す

Trouver un film.

vouloir 動詞
ヴルワール 望む、〜したい veux

Tu veux un thriller.

クイズ

スペル

文字をタップして単語を組み立ててください。

望む、〜したい

答えを見るveux

見つける、探す

答えを見るtrouver

軽い、重くない

答えを見るléger

スリラー映画

答えを見るthriller